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中期経営計画策定の意義(提供:MMPG)

(提供:MMPG)

中期経営計画策定の意義

前号まで、歯科医院における増患・自費率向上の仕組み作りをどのように進めるかについて、お伝えしてきました。今回は最終仕上げとして「戦略的中期経営計画策定」についてお伝えします。

■中・長期的な視点の重要性
歯科医院が厳しい競合に勝ち残り、確実に存続・発展していくには、『常に変化する経営環境に適応していけるだけの経営体質の強化を図る』ということが最も重要な課題になります。
そのためには、目の前の収益性を考えるだけでは
なく、3~5年の中・長期的な視点にたって、『これからの歯科経営における「成功要因」(Key Factors for Success)とは何か、どのようにすればこのKFSを獲得することができるか』といった観点から、自院の経営を見直すことが求められます。
具体的には、
1)3~5年後の自院を取り巻く経営環境はどのようになっているか
2)その環境下における自院の成功要因とは何か
3)その成功要因を獲得するには、自院はどのようになっていなければならないか
  (自院の“あるべき姿”とは)
4)その“あるべき姿”を実現するためには、今何をすべきか

といった考え方に基づいて『将来のあるべき姿と現状のギャップを明らかにし、そのギャップを埋めるためには、現状においてどのような施策に取り組むべきか』を明らかにしていくことが重要です。そして、戦略的発想に基づいた経営計画は単年度だけでは実現できず、3~5年の中・長期的な視点にたった計画作りが必要になるということを十分に認識するとともに、この中期経営計画は、将来の経営環境の変化に対応できるように、自院の経営体質を強化するものでなければならないということを理解しておく必要があります。

■中期経営計画策定の意義
中期経営計画の策定は、社会環境がどのように変化しても歯科医院が存続・発展していくことができる揺るぎのない体質を築きあげるためのものです。
基本理念・経営理念から、経営方針が決まり、それに基づき中期経営計画を策定します。医院全体の方針と活動計画がそこで決まり、医院の体質が強化されます。そこで、一人ひとりの能力の向上や医療技術の向上、医療サービスの向上、財務体質の改善などが具体的に実行されるのです。

■中期計画の策定ステップ
戦略的視点にたった中期計画の策定ステップは次のようになります。
Step1.過去および現在の経営環境と成功要因の分析
 自院が、これまで存続・発展してきた要因(時代背景を含む)を把握し、今後の成功要因獲得の検討に役立てる。
 ↓
Step2.将来に向けた成功要因の検討
 今後の経営環境の変化を分析予測し、何が将来の成功要因になるかを検討する。
 ↓
Step3.3年後(5年後)における自院のあるべき姿
 その成功要因を獲得している自院は、どのような状態にあるべきかをイメージする。
 ↓
Step4.経営方針・診療方針の検討
 自院のあるべき姿を実現するには、どのような基本方針が必要か検討する。
 ↓
Step5.医院体質改善目標の検討Ⅰ
 医院体質強化のためにどのような改善が必要になるかを検討し、具体的な目標を設定する。
 ↓
Step6.医院体質改善目標の検討Ⅱ
 その改善目標と現状とのギャップを明らかにするために、自院の現状について分析・把握する。
 ↓
Step7.問題点の抽出
 分析結果からどのような問題点(ギャップ)があるかを明らかにする。
 ↓
Step8.改善策の検討
 このギャップを埋め、目標を実現するために必要な改善策を検討する。
 ↓
Step9.実践行動プランの作成
 改善策を実行していくための行動プラン(スケジュール)を作成する。
 ↓
Step10.行動プランの実行と推進管理
 行動プランを実践するための推進管理体制を整備する。
 この実践的なアクションプランなくして、継続的成長はありません。経営支援をしている会計事務所にぜひともご相談され、成長に向けた中期経営計画の立案に取り組まれることをお勧めいたします。

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