「デンタルトピックス」は歯科医院を対象にしたデンタル関係の最新情報をご提供いたします。

医療経営ナビ


お問い合わせ・お申し込み サイトマップ

京都四条烏丸の交通至便な税理士事務所 アイネックス株式会社・川端会計事務所

Home 税務顧問コンサルティング 医療コンサルティング サービス一覧 セミナー情報

毎月の試算表活用していますか?(提供:MMPG)

更新日:2010年04月14日
(提供:MMPG)

毎月の試算表活用していますか?


会計事務所が関与しているクリニックの場合、多くは毎月会計事務所の担当者がクリニックを訪問した際に、前月分の試算表(B/S[貸借対照表]やP/L[損益計算書]等)をお渡ししていると思います。
しかし、新しく関与することになった院長先生とお話をしてみると「今まで試算表については、あまりよく説明を受けなかったし、確認しているのは“売上金額と利益の金額”だけかな」といわれる院長先生が意外に多いと感じます。
試算表は、毎月のクリニックの成果の発表になりますので、ポイントを確認することにより月次管理を行うことができ、それに基づいた改善を行うことができるものなのです。今回はいくつかのポイントについて説明をしたいと思います。

■ストラック図の活用
損益計算書は、「売上金額」「必要経費額」「利益金額」が一覧で記載されていますが、どうしても金額の羅列であり、分かりにくいと言われる院長先生が多いものです。そこで、損益計算書をストラック図(※別紙参照)で表すことにより、各種経営指標となる利益率、変動比率、労働分配率、固定費に占める戦略費や金利の割合等を、一目で把握することができるのです。
また、ストラック図は単月分と期間累計の2種類を作成すれば、より分かり易いものになります。
(例えば12月であれば12月のみの図と1月~12月合計の図の2種類を作成します。)

【用語の意味】
① 変動費(VQ)
売上に連動して増減する費用(材料費や技工料等)
変動比率の推移を確認して、技工料・材料費の適
正化の判断基準とする
② 粗利益(MQ)
実質的な収入であり収入原資
粗利益率は歯科で75%~90%
③ 固定費(F)
人件費や家賃等、売上高の増減に関係なく固定的にかかる費用
④ 経常利益(G)
粗利益(MQ)-固定費(F)の金額
プラス・・・黒字
マイナス・・赤字
*経常利益=自由に使えるお金ではありません。
使えるお金は、簡便的にいうと
経常利益+減価償却費-借入金元金返済-税金
です。

■毎月の確認すべきPoint(一部)
①保険売上・自費売上について前月比及び前年同月比の確認(売上グラフの活用)
②自費率(収入に占める自費収入の割合)の確認「医療経済実態調査第17回(H21.6実施)」では約17.4%(全体)
③来院患者数の確認及び毎月の平均来患数の推移の確認
④新患数の確認及び毎月の新患数の推移の確認
⑤技工比率は売上の10%以内を目指す。
(医療経済実態調査[同上]で委託費の全体平均9.4%) 単価・技術力の比較を行う
⑥労働分配率(人件費の粗利益に占める割合)の確認 30%以下が一つの目安であり毎月確認することにより人件費の判断基準とする。

■今の時期が確認のチャンス
今の時期は確定申告の時期であるため、試算表を普段見ていない院長先生も見る機会が多い時期です。是非、別紙ストラック図を参考に自院のストラック図を作成して、各種利益率や指標を確認して自院の改善にお役立てください。

医療経営ナビトップ > デンタルトピックス > 毎月の試算表活用していますか?(提供:MMPG)

このページの先頭へ戻る